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I am GAP, am I ? Back in 90′s!

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「究極のオマージュと現在のセレブレーションをまとおう」

 

さぁ、起きて、新呼吸して。

90年代、何を着て、どう過ごしていた?

 

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ほこりを払って、記憶を取り出してみて。

そうだな。私は84年生まれだから

6歳から、15歳くらい。

小学3年生のとき、紫のトレーナーを着ていた。

今でも鮮明に覚えている。

豚がサングラスをかけたグラフィックがプリントされていた。

友だちは、「なにそれ!」と大笑い。

「だよね」と私は照れ笑い。

確かに、ファニーな絵柄だったかも。

私の顔は赤らんでいたけれど、そのトレーナーが好きだったという記憶が今でも私を温める。

母が私に試着をさせ、ああでもないこうでもないと一生懸命選んでくれたものだから。

得体の知れないものや、自分と考え方が違うものを根拠なく拒むことをやめよう。

 

今だったら言える、それは紛れもなく私のINDIVISUAL。

だから、胸をはれ。

恐れずに、好きなもののために背筋をのばせ。

 

そんなふうに、笑われながらも私がインディヴィジュアルを確立しようとしていたとき、

Gapは「Mellow Yellow」「Crazy Little Thing Called Love」「Just Can’t Get Enough」といったアイコニックな広告を発表。

 

オンラインショッピングも、SNSも、誰のものでもない90’s。

アナログとデジタルが、私の知らないどこかで確実にハグをして親密さを増していた時代。

そんな時代を、生きていた。

今、容量無制限の世界の中でオマージュをなぞることはいくらでもできるけれど、

それらが胸に迫るほどのリアルかと問われると分からない。

人差し指を左右上下に動かすだけで、90'sの無限のスタイリングをチェックできる。

それでも、そのコーディネートの背景まで知っているかと聞かれると自信がない。

90'sを感じるにためは、やはりスマートフォンをゴミ箱に放り投げて

ウェストポーチをつけるところからスタートしないといけない……?

答えはNo。

 

90年代のGapキャンペーンを新たな視点で撮り直した「Generation Gap」で、

ココ•ゴードンが語る

「母はいつもGapの洋服を買ってくれました。私たちはクールな服を買うために、必ずGapに行っていたんです」

チェルシー・タイラーが語る

「Gapは誰もが知るクラシックなものを取り込んだ私たちの心の真髄であると同時に、そこには新たな表現と今この瞬感の気分が盛り込まれています」

それらは彼らの物語であり、あなたの物語でもある。

 

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過ぎ去った時間は、きっと誰しもが取り戻せる。

いつでも、好きなときに。過去に経緯をはらい、今をきちんと楽しんでさえいれば。

90sを象徴するリブの大きいスウェットに腕を通し、

ハイウェストデニムをはいて大きく深呼吸をするとき

私たちは、90sの空気も一緒に吸ってはいないだろうか?

I am Gap……

Am I ?

 

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“I am Gap” コンセプトストア ローンチパーティへ。

「The '90s Archive Re-Issue」を軸に、90’sを想起する本やカセットテープ

ヴィンテージクロージングや植物をインダストリアルな什器に併せ、インスタレーション形式で表現。

Thank you so much for having me!

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